清酒酵母には「香り酵母」とそうではない酵母があることをご存じでしょうか?
香り酵母を使ったお酒はリンゴやバナナの様な果物の香りがします。
【日本酒は香りがとても重要】
果物のような香りを出すために杜氏は日々研鑽を積み、各研究所では開発を重ねています。
また、日本酒は外観から取れる情報が限られることや、
脳科学の観点からも、ティスティングでは香りの情報が重要になります。
詳細はコチラ
清酒酵母には「香り酵母」とそうではない酵母があることをご存じでしょうか?
香り酵母を使ったお酒はリンゴやバナナの様な果物の香りがします。
【日本酒は香りがとても重要】
果物のような香りを出すために杜氏は日々研鑽を積み、各研究所では開発を重ねています。
また、日本酒は外観から取れる情報が限られることや、
脳科学の観点からも、ティスティングでは香りの情報が重要になります。
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■ファットリアアルフィオーレの目黒浩敬氏とネコワインを楽しむ会!
お申し込みはこちら
ファットリアアルフィオーレ=一輪の花の農場
目黒さんのワインを飲んだことがありますか?
その味わいは、一輪の花のようにやさしく滋味深くひたむきさがあります
目黒さんは、元々教師を目指して大学に入られ、途中料理に目覚めてイタリアに渡ります
仙台市にレストランを開いた後、ワイナリーをつくることに・・・
当日の食事会では、目黒さんになぜワイナリーをつくることになったのか
続けられる原動力は何かなどをお話しいただきます
2/3(日)12:00-14:00試飲会
16:00-18:30ワイン会
ワイン会では、2016年と2017年の飲み比べをします♪
#ファットリアアルフィオーレ #目黒浩敬 #ネコシリーズ #蔵出しワイン #猫好き #VINSY #VINSYEdu #東中野 #東中野にナチュールを #東北支援 #情熱大陸
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心が反応することが何かわからない
心がワクワクすることがわからない
シェフに背中を蹴られながらも必死に頑張って手に入れた場所
某有名/銀座メゾンのシャンパンバーのマネージャー
予約が1ヶ月先まで満席の銀座レストランの
ソムリエ兼マネージャー
銀座/ワイン会主催者/1人・5万円
でも、心が満たされなかった
自分の理想像が見えなくなり、不安の日々を過ごしていた
そんななか、西上氏は全てを捨てて世界一周旅行に出ます
【旅先で西上氏の「幸せの針」が初めて動く】
幸せの針が動いた瞬間とは?
その先で何を手に入れたのか?
当日はワインを飲みながら、心が熱くなるお話を伺います。
お申込みはこちら
今回講師としてお呼びする「つくださちこ」さんは、そのマリアージュに気づき、新しい分野を作った第一人者。
元々は製薬会社で会社員をされていたつくださんは、夜学で調理師免許を取り、
その後さまざまな分野の飲食店で働いているときに、このマリアージュに気づいてしまいます。
しかもつくださんの和菓子は季節の果物や野菜を使った独創的なもの。一度口にすると和菓子へのイメージが変わります。
そして日本酒を「おじさん」の飲み物だと思っている方も是非お試しください。きっと新しい世界が開けます。
販売もありますのでお土産にもどうぞ。配送も可能です。
当日の日本酒はVINSYがセレクトします。VINSYとつくださんのコラボも是非お楽しみに。
【住所】
東京都中野区東中野3-1-9 日本酒スクールVINSY Edu. 1F
【アクセス】
JR総武線東中野駅西口徒歩2分、大江戸線東中野駅A3出口徒歩2分
東西線落合駅2b出口徒歩8分、丸ノ内線中野坂上駅徒歩15分
【日本酒セレクト】
VINSY Edu. 日本酒講師 真々部なり(Sake Diploma)
アルフィオーレさんは、昨年からお手伝いに伺ってワインも取り扱いさせていただいている大切なワイナリーさんです。
ご存じかと思いますが、ワイナリーは宮城県川崎町の支倉小学校の跡地を再利用したものです。
久しぶりに訪れた体育館は、とっても洗練された大人な空間にリニューアルされていました。
入り口の暖簾から始まり、カウンターテーブルやお手洗いの手水鉢まで全て宮城の職人さん達が手がけられた物。
それらはワイナリーのために作られた新しい物なのに、既に空間に馴染んでいて、随分前からこの日を待っていたかのように私たちを迎えてくれました。
気持ちのこもった、技術や伝統の技がこめられた作品が持つ力なのかもしれません。
たくさんの方々の前で、目黒浩敬さんと坂口礼奈さんがそれぞれ挨拶をされて、和やかに会が開催されました。
アルフィオーレメンバーのいっこうさん・船山さん・安藤さんも相変わらず優しい笑顔^^チーズ担当の川井ともちゃんも研修先の北海道から馳せ参じ、お手伝い常連の方々もいらしててフルメンバーでのレセプションになりました。
4年間の夢・目標が叶った心境ってどういうものだろう・・・、などと想いを馳せましたが、当の目黒さんは既に次のことに想いがあるようです。満足感よりも次を目指して自分を駆り立てる、そういう方なのだと思いました。
今週いっぱいまでオープニングイベントが開催されているそうです。醸造所の他にワインショップ、レストランもあるので、イベント終了後も是非機会を作って足を運ばれてみてくださいね。
少し前ですが、奈良の油長酒造さんを訪ねてきました。
「風の森」の銘柄名の方が通っているかもしれませんね。
13代目の山本さんには、第一回マナブx日本酒スクールで「飯米」のお酒を取り上げた際にご連絡いただき、是非訪問したかった蔵元さんです。
先日、全て一升瓶から四合瓶に切り替えた蔵元としても有名かと思います。
先に結果をお伝えすると、蔵見学がこんなに短かった訪問は初めてでした。(訪問時の最短記録。10月に別の蔵で更新されます:汗)
2時間のアポで、蔵に入れていただいたのは正味10分ほど。
それ以外は「30分は語りますよ」とのお言葉から始まって、「日本酒の歴史」についてたっぷり一時間はお話しいただいたと思います。
相当多くの文献を読み込まれたとのこと。漢字とカタカナだけの古い文献や絵巻図まで出てきて、山本さんの知識量の多さに舌を巻きました。
しかし、聞いているとそれは日本酒発祥の地と言われる奈良で13代続く酒造だからこそ、歴史を正しく深く理解する必要があり、その上で現在のスタイルがあるのだと、全てが一本の道となってつながりました。
もう少し具体的に言えば、油長さんはなぜ四季醸造なのか、四合瓶なのか、笊籬(いかき)採りなのかといった今のスタイルを取り入れた背景に歴史があったということです。
蔵の写真はFB掲載NGとのことでしたので掲載できませんが、できたてのお酒の風味をそのままに消費者へお届けするための創意工夫が随所に採用されていました。
山本さんの強い強い信念と確信があるからこそ、波紋を恐れずに様々な挑戦があり、今の風の森があると思いました。
当時としては画期的な空調設備を蔵に導入されたお祖父様、菩提泉を復活させたお父様に続く13代目の山本嘉彦氏が思い描く今後のお酒がどのような物かがとても楽しみになり、蔵を後にしました。
5月に三日間お手伝いに伺い、前回は、カタシモワイナリーさんをご案内いただいたところまでお伝えしてました。
今回はいよいよ最終編です。
カタシモワイナリーさんから畑に向かってすぐに現れたのが真新しい住宅地。
『ここが最初に借りた畑があった場所』と、藤丸さん。
藤丸さんが畑を借りてから数年後、畑の持ち主が他界されたことから、売りに出されて今は新しい家が建っていました。そこが葡萄畑だったと言われても見る影もなく・・・。
『見ると辛いからいつも違う道を通るようにしている。』
最初に借りた畑には、格別の思い入れがおありだと思います。ここでも後継者問題が現実問題として感じられ、藤丸さんのお気持ちを思うと気の利いた言葉一つも出てきませんでした。(なので、写真もありません・・・)
急な山道をぐんぐん上っていく途中で案内していただいたのが、藤丸さんが一人で開墾された畑。
一見普通の山に見える草藪の先に丸太の細い橋。
農機具も入れられないし、その前にこの急斜面では手作業しか選択肢がありません。
杭も番線(ワイヤー)も手作りで工夫が詰まっているとのこと。
一人で開墾して葡萄木を植えて杭を打つ。病害や害虫にやられたりしたこともあったはず。
そういうときはどうやって乗り越えたのだろう。孤独とどう戦ったのだろう。最初の畑のエピソードもあり、そう想わずにいられませんでした。
そして最後に向かったのがあの転げ落ちそうな崖路の終点にある畑です。
藤丸さんの車は入れないので、途中から徒歩で向かいます。
今にも雨が降りそうな畑で前日同様誘引を続けます。
棚仕立ての畑で上を向いて首をかしげながら、テープナーで誘引して芽かきをします。残念ながらこの日はお昼前に本降りになってきたため、ここで作業は終了(>_<
その後、ワインショップの物流センターを見学させていただき、大阪三日間は終わりました。
オプション満載であっという間の三日間でしたが、藤丸さんが大切にされていること、岩谷さんのワイン作りへの情熱などを会話や畑作業を通して傍で感じられる貴重な機会でした。
藤丸さんと言えば、レストランやワインショップを経営されているので、派手に映るかもしれません。
ですが、この三日間を振り返って、藤丸さんの根っこは葡萄畑にあるのだと思いました。
ワイン用の葡萄木は生食用と違い下に下に根を張ります。
藤丸さんの根っこも大阪という地中深くに根を伸ばし、大阪の葡萄畑を守るため、ワインを日常に感じられる日々をつくるためにあるように思いました。
みなさんが藤丸さんのワインに出会うのは、レストランのクロスがひかれたテーブルやオシャレなワインショップかもしれません。
でもそのワインが実はこういう崖の先でできて、毎朝一人で葡萄畑に通われた日々の積み重ねからできていることを少し思い出して、背景も味わっていただけたら嬉しいなと思います^^
最後までお読みいただきありがとうございました。
5月に三日間、フジマルさんの畑作業を手伝いに行ってきました。
三日目のお迎えは藤丸さんご本人。
是非見て欲しいと案内されたのは、安堂駅近くにあるカタシモワイナリー。
スタートアップ当初の藤丸さんに畑を紹介し、後に醸造設備まで提供してくださったのがカタシモワイナリーの高井社長というのはご存知の方も多いはず。
駅から歩いて数分で現れた趣のある日本家屋のワイナリーは、その姿で歴史を静かに物語っており、醸造所では「ひやしあめ」の仕込み中でした。
ワインづくりにはシーズンがあり、収穫の秋が最も忙しく、初春の瓶詰めが終わると醸造所では作業が無くなります。
高井社長は雇用を絶やさないよう、ワインのオフシーズンには「ひやしあめ」を作られています。
古くから地域に根付くカタシモワイナリーは、ワインをつくるだけでなく、地域の雇用をつくり・維持をされている。
正社員やパートに関係なく、どんなに時間がかかっても一人一人に向き合って話を聞いて事業をここまで継続されてきたとのこと。
高井社長が地域をいかに大切に想われ、従業員やその方の生活を尊重されているかを、少しばかり窺い知ることができたように思います。
そしてカタシモワイナリーのワインと言えば、「たこシャン」が有名ですが、その軽やかな味わいの裏に高井社長の地域への想いがあることを知りました。
高齢化による耕作放棄地は日本の大きな問題ですが、就農したいと畑を借りたくても農家の方は見ず知らずの人に畑は貸して下さらないと聞きます。
藤丸さんが畑を借りられたのは、高井さんのお力添えがあってこそなのですが、そこには地域への想いがあったからだと思いました。
この後は、藤丸さんの最初の畑に向かいます。
続きは最終編にてご紹介しますね。
5月に三日間、フジマルさんの畑作業を手伝いに行ってきました。二日目は岩谷さんに迎えに来ていただき、小型の軽トラでいざ出陣!
向かったその先は、、、細い山道の崖の先・・・。車のボディをこすらないと曲がれない細~い山道の先。畑に行くだけで命がけです(>_<
当日向かった畑は、岩谷さんの軽トラでしか入れないある意味秘境の地。もちろんトイレなんてありません。畑作業に精神を集中して、一日トイレを忘れるのみ(笑
今回は、棚仕立てのデラウエア畑で誘引・除葉です。一つの主枝から一番良い新梢を誘引し、残りを除葉します。
ここで「もったいない」は厳禁。
ワインにしたときの味わいを見越した設計であり、作り手さんの方針なのです。
『畑作業の時からどのようなワインにするか、その味わいやエチケットのデザインを考えながら作業をするんだよ』と岩谷さん。
【手順】
1)一本の主枝から出る新梢、花芽を注意深く確認
2)一番良い(=残す)新梢を選ぶ
3)残す新梢を番線(ワイヤー)にテープで固定
4)他の新梢を取り除く
5)1)から繰り返し
棚仕立てなので、主枝は多数あります。しかも、くねくね伸びているので、途中でどの枝の新梢なのか隣の木の枝か分からなくなるので、個を見つつ全体を見て確認する必要があり、なかなか作業は進みません。ちなみに固定する器具は、誘引結束機(テープナー)といい、テープは光に当たって将来は土に返るものなので、畑に落としてもよいとのこと。
この日は雨が本降りになって、レインカットのビニールに雨が当たり滝壺に入ったような轟音で、岩谷さんと会話もできず顔を見合わして笑うのみでした。
初めて棚仕立ての誘引をしましたが、風を入れるためにビニールが途中開けてあるので、足はぬかるみ、手を上げている袖口から雨が入り込み、後半は二人とも雨でビッショリ。
その上、一日中手を上げて首を傾けて作業をするため、気がつくと腰が固まって全く動かなくなりギックリ腰になるかと冷や汗をかきました。ここまで重労働だと、お年寄りの農家さんがやむなく畑を止めてしまうのも理解ができます。。。
今回の作業を通して、生半可な情熱だけで畑作業を続けられるものではないと改めて思いました。継ぎ手のいない畑を引き受けて、毎朝畑に出かけて作業をし続けた藤丸さんは、畑で一人何を思われてたのでしょうか。。。
この続きは三日目のレポートでご紹介します。