【レポート】第15回マナブx日本酒講座:ティスティング道場「生酒攻略」


【レポート】4月14日(日)マナブ×日本酒:ティスティング道場「生酒攻略」
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「生酒」をテーマに月例の日本酒講座を開催しました。
座学では、
 生酒とは(定義・歴史・香り・味わい・保管)
 生酒と火入れの違い
 生酒の新技術
 生酒の分かりにくい用語の整理
実験では、
 生酒の香り(試薬)
 生酒と火入れの香り・味わいの違い
 生ひね、甘ダレ、火落ち菌
を取り上げました。
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【ベンチマーク】
試薬で生酒の特徴的な香りを取り、
同じ蔵のほぼ同じスペックの生酒と火入れで、
香りや味わいの違いをつかみます。
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【ティスティング】
生酒と火入れをティスティング。
健全なお酒だけでなく、
甘ダレや、生老ね、火落ち菌に侵されているものも。
色・香り・甘さ・舌触り・余韻など五感を使って、
座学で学んだことを落とし込んでいただきます。
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【有資格者向け】
完全同スペックのお酒で生と火入れを比較するため、
自家製瓶火入れのものと生の状態を前情報なしに、
各2種類提供しました。
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感想は
「完全に別のお酒と思った」
「火入れの方が美味しい」
など。
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そうなのです。
火入れをすると味がまとまって美味しく感じるのです。
今回、講義用に四回ほど瓶火入れをして試したのですが、
蔵元さんに教わった通りに実施すると
「瓶火入れは、なめらかで味わいがまとまる」
ことが実証できました。

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【ナショナルブランドのお酒の変化】
講座では使いませんでしたが、大関「生:生貯蔵」のお酒も、
火入れすると味わいが変わりました。
ナショナルブランドは一般流通させるため、
様々な技法が施されていますがそれでも変化が出ました。
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【好評だった劣化のお酒】
意外にも?好評だったのは、
甘ダレ・生老ね・火落ち菌のお酒です。
特に火落ち菌のお酒は、現在では見つけるのが至難の業なので、
教える側、学ぶ側にもある意味「宝物」を見つけた気分です。
異常な香り、変質した味わい・・・
飲み物としては成り立ちませんが、教材としては最高でした。
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【補講】
今回参加できなかった方のため、GWに補講を開催します。
ご興味のある方はご連絡くださいね。
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次回は5月19日(日)に開催します。
テーマは、「アルコール添加と純米酒」の予定です。
詳細は、決まり次第Facebookや弊社Webサイトにて公開します^^

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